ウイルスはいつ入り込むかわかりません。そのため、ウイルスに対して十分な知識で対応していくしかないのです。インターネットを使う上での、まず最低限のマナーとして、自分のパソコンからの感染拡大を防ぐためにウイルス対策ソフトを必ず入れておきましょう。これだけでかなりのウイルスを防げますし、定期的に更新することでウイルスの進入を抑え続けることができます。ただし、更新をしなければウイルス対策ソフトの意味がないので必ず更新してください。基本的にはこれでほぼ問題はありません。
しかしウイルスの定義は新しいウイルスが出るたびに更新されるので、定義にない新種のウイルスには対応できません。自己防衛のためには、不信なファイルやサイトには絶対に近づかないようにすることです。しかし、ウイルスの製作者は、次々と新しいウイルスを作り、あの手この手で感染させようとしてきます。ワームのように、メールに添付させてファイルを開かせるものや、エクセルのマクロなど、よく使われるソフトに忍ばせてある場合もあります。
特にビジネス用のパソコンは、ハッカーやウィルス等を送り込む悪質なクラッカーに狙われやすいため、万一感染してしまうとマナー違反どころか会社の損失であり犯罪にもなってしまいます。ウイルスに限らず、様々な罠がインターネットにはあります。被害者になることを避けるだけでなく、自分が加害者にならないようマナーを守って慎重に利用するように心がけましょう。